このシーンとか

子供の頃に見てトラウマになってるのか、色んなアニメや漫画で戦いが終わった後にこうなっちまうんじゃないかと、心の中で湧き出てしまうんだ

戦国大合戦名シーン

なんかこの映画観たからか、「自分が何か為した時の揺り戻し」みたいなのに覚悟を持つようになった。

何かでかいことを為す時は、死ぬ覚悟でやらないといけないと思う。

戦いが終わって油断した瞬間に、というのは古今東西鬱フラグとして存在するからな。

本来しんのすけと出会ってなかったら死んでたのが先延ばしになったけど歴史の帳尻を合わせる為に射たれてしまった感じするよね…

銃声が違うとか、この時代の銃弾は鎧を貫通できないはずとか、色々不穏な考察あるよね

コレが雲黒斎の野望のリングと同じタイムパトロールが絡んでるとしたらなんか複雑なんだよな

>>5

貫通はする…が、その有効射程内ではない

射程自体は500メートルあるけど、当時の銃はライフリングが施されてないし、弾丸もただの鉛球だから当たると砕けるため、離れれば離れる程威力は落ちる

なので実用的に考えれば100メートル以内から発射されたと考えられる

しかしそれなら正面の範囲にいたのに気づかないというのは無いし、側面から撃った場合入射角の関係で弾かれやすくなるからより貫通しにくくなるはず

後ろから撃たれたとしても人体貫通して鎧まで穴開ける程の威力は維持できない

歴史の修正力かタイムパトロールが撃った説だよね

なんなら雲黒斎の時にタイムパトロールは出てるし

>>7

正体がバレずに撃ったとなるとドラえもんの透明マントみたいな道具を使って身を潜めて実行した可能性があるんだよな

てことは未来人が介入したのか？

初めて観たときは普通に相手が撃ったものかと思っていたけど戦い方がかなり忠実らしいから火縄銃的に色々と無理があるから運命の帳尻合わせがきたから起きた説でいいのか？　公式ではないだろうけど

出会いの時に撃たれた弾が時空を超えて帳尻合わせに来たんだって考えてたな

本当この辺の演出スタッフ意地が悪すぎるというか人の心がないけど
この結末だからラストの青空が輝くんだよなあ複雑

ただ作中でひろしとみさえが調べてた歴史書で「野原信之介とその一族が～」みたいな記述がチラッと写ってるから野原一家のタイムスリップからの介入は歴史通りというか、正史ではあるのよね

>>4

「いつ死ぬか」が変わっただけで、「遅かれ早かれ死ぬ」運命自体は変わらないのが切ない。

未来人が、というより「本来撃たれて死ぬはずだったのが野原しんのすけの介入で多少寿命が伸び、その間にやるべきこと全てをやり終えたので揺り戻しのように過去から撃たれた弾丸が未来に来た」って思ってた

この作品ご丁寧に火縄銃の弾が鎧を貫通しない描写まで入れてるんだよね
この時代の合戦を極めて丁寧に描写していると言わしめたほど丁寧に時代考証を重ねた作品で数少ないイレギュラー的な要素としてこのシーンをぶっこんでいるのがまた味になってる

「誰が撃ったんじゃー！」が全てよ、誰も撃ってないはずなのに撃たれて死んだのが予定調和なんだ
タイムパトロールが撃とうが、タイムパラドックスによる揺り戻しだろうがはどうでも良いんだ
ただ、よりによってしんちゃんの目の前で死なせるあたり、ブッダはゲイのサディストだな

>>7

そもそも当時の銃は火縄銃だから撃つor撃ったらどんなにごまかしても煙が出る

ってのもあったな

>>15

逆に言うなら「大蔵井と春日の争いがどうなっても歴史としては問題ない」(極論どっちが勝っても歴史改変にはならない)

言い換えるなら「戦の結果がどうあれこのあたりまでで股兵衛が死んでいれば歴史としてはセーフ」という無常を感じる

無常なシーンだけどこの展開があるから名作なんだよね
野原一家タイムスリップって大嘘を徹底した時代考証で構築したリアリティが支えている作品だから、最後に又兵衛が本来の歴史に引き戻されたことで野原一家も元の歴史に帰ることができたのだと思う

映画の締めをどうするかでこれを思いついた時の脚本家の心境はいかばかりか。
これしかないと言う確信と、自分は悪魔か？という激しい自己嫌悪が同時に襲い掛かる恐怖。
出してみると案の定賛否両論、しかし監督が「これで行こう」といい、原作者に許可も貰いこれに至る。

喋ってる途中で目を開いたまま息を引き取る描写が子供ながら怖かった思い出があるんだけど、しんちゃんの映画でこれだけリアルな生き死にを描いたからこそ今でも語られるぐらい印象に残ってるだろうな

>>21

同監督の「映画ドラミちゃん　アララ少年山賊団」でも

『過去や大自然の流れに文明の利器が介入すると良い結果にはならない』ってのが徹底されてる

こちらでもドラミちゃんが出した田植えマシンの人工降雨機が故障して大規模な土砂崩れが発生した(結果として領主(スネ夫の先祖？)が法外な年貢の取り立てを辞めざるをえなくなったけど、土砂崩れの被害を考えると生活が良くなったかというと…)

あそこで生き残るといずれは世継ぎができて春日家存続しちゃうからね…

ここで撃たれないと野原家がやったことが悪意とかないとはいえ雲黒斎と同じになっちゃうしな

>>8

雲黒斎の野望に出てきた「タイムマシンの位置」と

アッパレに出てきた「巻き物の位置」がほぼ一緒

>>26

マジ？

原監督そこまで考えてたか

>>19

生き残っていれば股兵衛かその子孫が歴史を変えうる存在になってしまうんだろうな

本人は無欲な青空侍なのに戦乱に巻き込まれて廉ちゃんと結ばれても側にいれない生涯になってたかもしれない

Abemaで確認したらガチでここの銃声だけ音が違うのよね

>>19

劇中の台詞や当時の関東の情勢から考察されるに本編終了から４年ほどで春日家も滅亡するらしいので本当に股兵衛の生死以外が誤差という…

エンディングでしんのすけの名前が歴史書に残ってたけど
あれぐらいならセーフなのは何というか
歴史が変わらなくて(それこそウンコクサイみたいにならないで)よかったという思いと
映画しんちゃんでも歴史は変えられないという重みを感じた

>>26

蝶の描写とかも見るに確実に意識してるよね

又兵衛が死にさえすればどうやっても歴史には関係ないと言えるのは確かだけど
この物語に重要なのは「レンちゃんが誰にも嫁がなかった」ことなんだよなぁ
誰と同関係を結んでも滅びてしまうのなら好きな人のことを胸に抱いて生きる
って選択ができたから

>>5

あの時代の人間からしたらあの場面で撃つ必要はないってのもあるしな

完全に決着ついた状態で負けた側が不意打ちで相手を撃ち殺しても自分達の名誉を傷つける事になるから撃たない理由はあっても撃つ理由はない。的な

オラの花嫁だとタミコが過去まで飛んで助けを求めてて実際成功したけど
あれは正史だと地球に隕石が落ちなくてパラレルワールドだからってことか

>>34

実際、歴史的に見れば野原一家のタイムスリップで起こった一番の影響って廉ちゃんと大蔵井の政略結婚がお流れになったところだもんな

仮に「歴史の帳尻合わせ」仮説が正しいとしたら又兵衛が冒頭で死んでた場合も、それを理由に廉ちゃんか殿が結婚拒否して同じ展開になってた、ってことかね

隣のドラえもんはぶっちゃけ歴史改変最中だけど
あれはそもそもドラえもんが過去に行くことが正史だからと言う解釈だっけ

>>38

ドラえもんの方は「どのルートでも大阪から東京に行くのは変わらない」って説明的に、改変より「当時の人間や生物に迷惑をかける」がタブーで改変自体はかなり緩いんじゃないかな

もしくはまことしやかに囁かれてる「ドラえもんの最初に見せたアルバムがそもそも嘘で未来改変されてない」説

原作でもひろしとみさえの出会いが違う、みたいな個人単位の過去改変は通るけどスカイネットを破壊したしんのすけの抹殺は阻止されてるから「局所はいいけど大局はダメよ」的な世界の法則はあるかもしれん

なにっ

銃声が火縄銃のものじゃないらしいね

なんとなく薄気味悪いよね、誰がやったのか分からない所が

>>38

タイムパラドクスの影響については未来から来たセワシの説明曰く「最終的に自分が生まれる結果は変わらないから問題なし(要約)」だから特異点的な部分以外は大して変わらないものだと解釈してる

メタ事情的に仕方ないんだけど野原一家って劇場版初手で時空移動してるしその後もアホほどファンタジーに巻き込まれるしなんらかの組織の監視対象になってておかしくないんだよね
歴史の修正力っていう天災と考えるよりはそいつらが絡んだ人災とする方が謎が少なくなる

『歴史の修正力』って概念の言語化っていつからだろう？
自分はドラマの「JIN-仁-」で初めて知った言葉だけど

銃声、勝鬨後の行軍で500m四方は味方、鎧の貫通痕、弾丸、全部不可能なのに起きてるんでさもありなん。

銃声が明らかに違うのと「違う！俺じゃねぇぞ！」と投げ捨てられる火縄銃に煙が出てないところがね…

大蔵井の性格考えると国に帰った後鉄砲隊は組頭含めて全員処刑されてそうであるよな。
小国に大軍で攻めたのに返り討ちにされて命を助けてもらう代わりに髷だけとられるって、それだけで周囲の国からはバカにされるだろうけどまだ名誉は回復するぐらいのダメージだったのに撤退時に自分を見逃した敵将を腹いせに殺したと武士どころか人として最悪な汚名ついたようなもんだからな。

鉄砲だれも撃った形跡無いとかもはや関係ない。

>>47

GS美神で知ったな

てっきり造語なのかと思ったら割と一般的な概念と後に知って驚いた

又兵衛自身は撃たれた瞬間「本来もっと前の戦で撃たれるはずだったが大切なものを守るための猶予をもらったのだろう」と推測込みで納得して逝った感はあるよね

あの場面は又兵衛が語ったように本来は冒頭の合戦で足軽に撃たれて死んでたはずだけど
しんのすけの介入で運命が変わったからその終わりとして足軽に撃たれて死んだという結果とそれを示す銃声が鳴り響いたんだと思う

まぁあえて答えは作ってないと思う
こういう想像の余地を作るのは名作の条件よ

高虎とかも城に戻った後で切腹してるだろうな、とか春日家はその後滅亡したんだろうな、とか考えると切ないがそれをしんちゃんが知ることがないのが救いだよね
子供向けアニメなら皆救ってハッピーエンドで良いじゃんを許さない　
子供の頃にみたけど、この映画のお陰で死んだ人間が簡単に蘇る作品にはどうも違和感をもつようになった

このシナリオの美しさはともかく、廉ちゃんと結ばれて欲しかったという気持ちは捨てられない
かと言ってBALLAD公開の時に放送した転生後の又兵衛と廉姫の話はなんか違うってなった

生死に関してクレしん映画は結構容赦無いよね
又兵衛、つばきちゃん、ロボとーちゃん、落書きの勇者たちって取り返しのつかない別れを度々やる　みているコッチのメンタルが限界になる

>>1

おじさんの目から光が失われていくのと段々喋りが緩くなるのがが怖いんだよ

遺言を最期まで言い切れなかったりとか生々しい

お陰で遺言を残しきれないシーンが好きという妙にニッチな癖に目覚めた

>>53

法螺貝が鳴ったら鍔迫り合いの最中でも素直にお互い辞めて陣地に帰るぐらい決まりを徹底して守ってる描写があるだけにね。

>>63

あの描写好きだな

でも武士道精神とかそういうのじゃなくて、戦というのがあの時代の日常に組み込まれているんだな、って感じがするから

現代とはまったく違う時代、まったく違う価値観で生きる者たちって雰囲気があって好きなんだ

>>65

子供の時に劇場でみたけどなんで死んじゃうのかわからなかったな　とにかく衝撃が凄くて、しんちゃんは立ち直ったけど自分は立ち直れなくて呆然と泣いてたのを覚えてる　一緒に見た親も泣いてた

あと昔の言葉が難しくてわからなかったり、狩り働きってなんだ？ってなったり分からないことも多かった

でも又兵衛と廉姫の恋模様は気になったし、戦場に車が乱入してくるシーンは好きだった

>>65

子供と一緒に観に来てた親も、マジ泣きしてる人が結構いた

学生時代にテレビ放送で初めて観たけどクレしんで死人が出るとは思わなくてショックだったわ
無意識のうちに子供向け＝ハッピーエンドを望んでいたのかもしれない

あのもらった刀は今のギャグやって現代を生きてるしんのすけの所にあるんだと思うと不思議な気分
ちゃんと届け出して野原家で保管してるんだろうな。手入れとかもいずれしんのすけが自分でやるようになるんだろうか

最近ABEMAで観た後Xで検索してたら、又兵衛が撃たれる直前の廉姫の横顔シーンで、彼女の顔が下向きになった辺りで弾道らしき線が一瞬表示されてたって呟き見つけて、再視聴したらマジだったんよ

エンディングの二中のファンタジーも曲調の割には切なさ醸し出してるし映像も作中の背景画でキャラクター1人も出てこないから結末の余韻をめっちゃ突きつけられるんだよな…

寧ろ、人の心が無かったら作れなかった映画

>>69

そういえばしんのすけは剣道の天才なんだよね

妙に縁があるな

歴史書に野原家の奮戦の様子が書かれてるし、その後の春日家のことも書いてそう
大きくなったしんちゃんが図書館の歴史書で、2行くらいでサラッとまとめられた春日家の顛末について知る日が来たりするんだろうか

>>73

剣道の天才だけど闘争心ゼロで戦う気が一切ないしんのすけが「使われなかった脇差」を受け継いだのがすごく好き

>>81

しんのすけの未来での影響が大きすぎるから始末できないとかなんだろうか

ターミネーターパロディ回みたいに